みなさんはベビーシッターにどういうイメージを抱くでしょうか。ベビーシッターはちょっとした用事があるときなどに数時間子供を見てくれるので、子育て世代には利用しがいがあるサービスといえます。しかし、最愛の我が子を預けることになるので、ベビーシッターを利用するのに不安があるという人も多いかもしれません。そこで、ベビーシッターを使う側にはどのような不安や悩みがあるのか、アンケートをとって調査してきました!
アンケートによると、信頼できる人かどうか不安という声や、子供が事故や事件に巻き込まれないか、費用がどのくらいかかるかわからないという意見が多く聞かれました。
・子供を預けるので、信頼して安心して預けることができるのかどうかが一番気になります。(40代/男性/無職)
・まず一番が安全な保育ができる人かどうか。子育て経験や資格もあるとなお安心です。(20代/女性/学生)
・ベビーシッターを利用する上での不安は、家に上げるわけですから不安ありますね(30代/男性/会社員)
・家を留守にしている間、見てほしくないところを見られていないか。盗みなどのトラブルはないか。(20代/女性/専業主婦)
・虐待がクローズアップされることもある。自分の目が届かない場所で何が起きるのかが最も心配。(50代/女性/自由業・フリーランス)
・気が短いベビーシッターだと子供に危害を加えないかどうかが心配(30代/男性/会社員)
・ベビーシッターを利用する文化が無いので、どういうツテでどれぐらいかかるのかが不安(30代/男性/会社員)
・一番は金額の問題。あとは、どれだけいいシッターさんかがわからないのが難点です。(40代/女性/専業主婦)
ベビーシッターはほとんどの場合依頼者の家で子供と接することになるため、相手が信用できるシッターではないと家に上げることすら不安に感じる人が多いことがわかります。しかも依頼者本人が自宅にいないことが多く、ベビーシッターと我が子の間で何が行われているかわからないという心配の声も聞かれました。また、ベビーシッターは保育園などとは違い、費用が多くかかるかもしれないという指摘もありました。閉じられた空間で1人のシッターによってのみ行われるベビーシッターの仕事には透明性があまりないということが、多くの人が持つ不安であることがアンケートからは読み取ることができます。
子供を1対1でつきっきりで見てくれるため手厚いサービスが受けられるのがベビーシッターの良いところですが、特別な資格が必要というわけではなく、子育て経験がない人でもその職に就くことは可能です。そのため、保育士の資格を持つ人が働く保育園などとは違い、利用者側にシッターの能力や人間性が不透明であることが多いという指摘が今回のアンケートではなされました。今後ベビーシッターとして働きたいと考えている人は、保育士の資格を取得するなどの努力をすると、依頼者に安心感を与えることができることでしょう。