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◆認可保育園に就業する際の条件◆保育士の資格を保有していても、一定の条件をクリアしなければ認可保育園で就業できません。では、認可保育園で就業するためにはどの様な条件をクリアすれば良いのでしょうか。まず、公立の認可保育園で就業を希望する場合、毎年実施される公務員試験を受験する必要があります。私立認可保育園では採用試験に合格するとすぐに働くことができますが、公立の場合は決まった期間に行われる1次から2次までの試験を受験します。内容も保育士としての適性を判断するような試験であり、合格しなければ公立の認可保育園で就業できません。公立・私立どちらの場合も合格後に就業しますが、保育園職員として働くことは地域社会に密着した社会貢献度の高い職業であり、保護者や児童との関わり合いのなかコミュニケーション力などのスキルを身につけることができます。明るい未来を担う児童の成長に不可欠である保育士はこれから先も大いに期待される存在と言えます。
◆認可保育園の施設概要と特徴◆認可保育園は国の設置基準をクリアしたうえで、都道府県知事の許可を受けた児童福祉施設です。また、認可保育園には公立・私立の2種類があり、職員に対する採用試験が若干異なります。公立・私立を問わず保育士資格の保有が条件であり、さらにそれぞれ個別の採用試験を受け合格すると就業できます。公立の場合、例年6~9月に行われる保育士試験(公務員試験)を受けますが1次試験で一般教養、2次試験では集団行動観察やピアノの試験、さらに適正試験も行われます。立場的に見ると、公立は公務員であり私立は会社員と同様の立場です。認可保育園は保育児童の人数に対する保育士の人数、また施設の広さや設備などが細かに規定されています。基準を満たした施設のため、保育士が不足するといったことはなく安心して就業できます。また園庭の有無や防火設備などについても基準をクリアしている保育園であるため保護者に限らず職員にも安全な施設であると言えます。
◆国の基準をクリアした認可保育園の特徴と就業する職員の条件
公的に設置が許可されている認可保育園はどのような特徴があるのでしょうか。また認可保育園に就業するための条件や手続きなどについて説明します。さらに厚生労働省の資料を基に認可保育園の分布状況などについても触れてみます。
キャリアフィールド株式会社
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◆全国に設置された認可保育園の数および保育児童数の変遷
厚生労働省によって毎年公表される保育所等関連状況取りまとめによると、平成29年4月時点において保育所等の総数は32,793カ所(幼稚園型認定こども園等871カ所・地域型保育事業4,893カ所含む)となっており、認可保育園のみを見た場合27,029カ所となっています。認可保育園に限らず、待機児童解消に向けた国の施策の影響で毎年増加傾向にあります。平成28年4月時点の認可保育園数と比較した場合792カ所増、さらに保育所全体の比較では1,934カ所(6.3%)の増加となっています。保育所の増加に伴い、保育児童や職員数も増加しており平成28年度に2,634,510人の定員であった保育児童数が平成29年度は2,735,238人と10,728人の定員増となりました。また保育所等を利用する児童数は平成28年より88,062人(3.6%)の利用数増加となっています。