<2020年2月27日更新>
卒園式の準備に、来年度の準備…
忙しい上にこの時期は、風邪やインフルエンザが流行。体調管理には一層気が抜けない時期ですね。
しかも今年は新型コロナウイルスも。
対応方法を知っておけば、いざという時にも落ち着いて行動できます。 この機会に新型コロナウイルスへの対応について学んでおきましょう。
ウイルス性の風邪の一種です。
感染から発症までの潜伏期間は1日~12.5日(多くは5~6日)といわ れています。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、倦怠感を訴える方が多いことが特徴です。
新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染によりうつるといわれています。
飛沫感染とは、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の人がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染するものです。
接触感染とは、手に付着したウイルスが、口や鼻を触た際に粘膜から感染するものです。感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
また、厚生労働省は感染症対策として、次のようにあげています。
・マスクの着用や手洗いの徹底などの、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
・手洗いは、外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などに
こまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。 ・医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能性があります。
参照:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月21日版) /厚生労働省
今年はコロナが流行り、マスクや手洗い・うがいで対策している人が多いいおかげか、例年よりもインフルエンザの感染者が減っているようです。
まずは、自分で行える対策から行っていきましょう。
参照: インフルエンザの流行状況 /東京都感染症情報センター
2020/02/18、厚生労働省より、保育所等での対応に関して通知・事務連絡が出ています。
参照:保育所等において子ども等に新型コロナウイルス感染症が発生した場合等の対応について(自治体宛て)
内容は、保育園の子どもや職員に、新型コロナウイルス感感染症が発生した場合の対応方法です。
この中でも、園が行う対応についてまとめました。
【発生情報の共有】
子どもや職員が感染した場合、その情報を市町村と共有する。
【登園等停止の措置及び臨時休園等の判断について】
都道府県等が行う、感染経路の特定や濃厚接触者の特定に協力する。
【地域住民や保護者への情報提供等】
保護者等に対しての、正しい理解を得るための必要な情報提供をするために、市町村・都道府県等と連携する。
不明点に関しての連絡先は下記のとおりです。
「保育所、地域型保育事業所、一時預かり事業、病児保育事業、延長保育事業について」
厚生労働省子ども家庭局保育課
TEL:03-5253-1111(内線4854、4839)
「利用者支援事業、地域子育て支援拠点事業、子育て援助活動支援事業、放課後児童クラブについて」
厚生労働省子ども家庭局子育て支援課
TEL:03-5253-1111(内線4966)
一般的な問い合わせは下記へ
厚生労働省相談窓口
TEL:0120-565653(フリ―ダイヤル)
受付時間 9:00~21:00(土日・祝日も実施)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方 FAX 03-3595-2756