いくほ : 7月10日(日)は参議院選挙の投票日かー。保育業界がもっと良くなればいいとは思うけど、誰に投票すればいいかよくわからないし面倒くさいなあ。
ここがみ あきら : そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、保育と政治は、深~く関わっています。だからこそ、保育業界に携わる皆さんにはぜひ政治に興味を持って選挙に参加していただきたいなと思っているんです。
いくほ : (!?)
ここがみ : だから、「選挙についてよく知らなくて…」という方向けに、選挙について、分かりやすく解説してみたいなと思っています。私も勉強中なんですけどね。ここでは保育との絡みで参院選を見ていきましょう。
いくほ : 2年前も選挙したばかりなような…。今回はどんな選挙なんでしょう?
ここがみ : 2年前は衆議院選挙ですね。今回は参議院選挙です。参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されます。その半数の参議院議員を国民が投票で選ぶのが参議院選挙です。政治家の主な仕事は、ざっくりいうと法律を作ることと国家予算を組むことと言えるでしょう。
家庭内に置き換えると、家族皆で守るルールを決めるのと、家計のやりくり(今年の収入はいくらで、これに使えるお金はいくら、あれに使えるお金はいくらと決める)というイメージですね。それを私たち国民を代表して議論し決断してくれる人を選ぶのが選挙です。
いくほ : 大事なことですね。