「子どもは泣くのが仕事」という言葉はよく聞きますが、静かにしていなければならない場所や、周りにたくさん人がいる場所で子どもにわんわんと泣かれてしまうのは困りものです。泣きやませようとあの手この手を使ってもうまくいかず、途方にくれる時もあるのではないでしょうか。そこで今回は、子どもを持つ100人の親たちに、泣き止まない子どもを上手にあやす方法を教えてもらいました!
歌を歌ったり抱っこをしたりと、さまざまな回答が寄せられたアンケート結果となりました。
・自分のオリジナルソングを歌う。キョトンとして、いつの間にか泣き止んでいる。(40代/男性/公務員)
・タケモトピアノの宣伝を聞かすと不思議と泣き止み一日中上機嫌。(20代/男性/学生)
・たまにですが、お土産でもらった笛を吹くと、なぜか泣き止みます。(40代/男性/正社員)
・8か月の子どもですが、最近遊んでいないおもちゃを渡すと泣き止みます(30代/女性/正社員)
・テレビの砂嵐画面をみせます。不思議と泣き止みます。また、抱っこしてあやします。(20代/女性/正社員)
・違う事、物に注意をそらす。「あ、あれなんだろう⁈」とか、「これすごいねー!」と言ってみる。それでダメなら、おどけてみせて笑わせてみる。迷惑にならない場所にいるなら、あやしながら気がすむまで泣かせる。それで大抵は泣き止む。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・背中をさすってあげると落ち着きます。また、気温や喉の渇きなどを配慮してあげることも大事です。(40代/女性/個人事業主)
・まずはこちらがリラックスして、精神的にゆとりを持った状態で抱いてあげます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
回答者のあやし方にはさまざまなものがあることがわかりましたが、効果的なのは子どもの気分を変えさせる方法であるとうかがえます。時に子どもは、自分がなぜ泣いているのかわからないこともあるようなので、おもちゃで気をそらしたり不思議なものを見せて驚かせたりすることで、泣き止む確率は高くなることでしょう。また、さまざまな回答が寄せられたことからもわかるように、子どもによって泣き止む方法は異なります。まずはいろいろと試してみることが大切だといえるでしょう。
回答の中には自分がまだ試したことがなく、参考になるものもあったのではないでしょうか。普段しないようなあやし方をすると子どもは新鮮な驚きを感じ、泣いていた原因を忘れることもあるようです。子どもが泣いているときに親が焦ったりストレスに感じたりすると、ますます子どもが強く泣いてしまうことがあります。アンケートの回答の中にもあったように、ゆとりを持って接してあげると、子どもは安心して、案外すぐに泣くのを止めることでしょう。