子どもの頃よく聞いた童謡を、大人になった今でもすらすらと歌えるという人は多いのではないでしょうか。童謡にはさまざまな種類がありますが、中にはとても好きでよく歌っていたものもあることでしょう。今回実施したアンケートでは、子ども時代に1番お気に入りだった童謡は何かを聞いてきました!その理由も合わせてご覧下さい。
アンケートには実にさまざまな回答が寄せられましたが、「どんぐりころころ」と「森のくまさん」が人気のようです。
・「どんぐりころころ」ですね。テンポのよさと、ストーリー性のある情景がイメージできる歌詞が好きでした。(20代/男性/個人事業主)
・森のくまさんです。保育園の先生達が曲に合わせながら劇をしてくれたことがとても楽しかった思い出です。(20代/女性/正社員)
・子どもの頃に聞いた童謡で一番お気に入りのものはしゃぼんだまかな。物悲しいところが好きです。(30代/男性/正社員)
・醜いアヒルの子です。最後まで悲しい気持ちになりましたが、めげずに生きるアヒルの子に子どもながら勇気をもらいました。本当のお母さんに会えたシーンはとても嬉しかったのを覚えています。(30代/女性/公務員)
・いっぽんでもにんじん 初めて買ったレコードのB面で、歌詞が覚えやすくてよく歌ってました(40代/男性/個人事業主)
・おぼろ月が好きです。メロディーや歌詞で情景が浮かんできて、すてきな歌だと思います。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・子どもの頃に聞いた童謡で一番お気に入りのものは、桃太郎です(50代/男性/正社員)
・「うさぎとかめ」。ノリが良く、色々な手遊びの時に歌っていた記憶があります。(50代/女性/派遣社員)
テンポやが良いものやしっとりとした歌詞の曲に人気が集まる一方で、暗いメロディーや悲しい歌詞の童謡にも少なからず票が入っていたのが興味深い結果となりました。子どもの感性の奥深さがうかがえます。親が気に入った曲は必然的に子どもに聞かせる機会が多くなるので、名歌は長く歌い継がれていく確率が高くなります。しかし、子どもがどの童謡に刺激を受けるかはわからないので、自分の好みのものだけではなく、さまざまな曲を聞かせてあげることは大切だといえるでしょう。
今回のアンケートでは、年代が違う男女100人がアンケートの対象者だったので、ひとつの童謡に人気が集中せず、さまざまな童謡のタイトルや好きだった理由が寄せられました。自分の年代や性別に合う人の中には、自分も好きだった童謡が含まれている場合もあったのではないでしょうか。童謡は基本的に歌いやすく、子どもに聞かせるのに最適です。童謡の中には楽しげなものから物悲しいものまで幅広くあります。子どもは何に興味を持つかはわからないので、ひとつのジャンルだけではなく、さまざまな歌を聴かせてみてはいかがでしょうか。