<2020年1月31日>
保育士の資格を持っていて保育士として一度は働いていたが結婚や出産、人間関係絵や介護問題など様々な理由で保育の現場を離れた。
そのような方は多いと思います。
でも、もう一度保育士として働きたい!と考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は保育士としてもう一度働く際に知っておいた方がいいことや働き方についてご紹介します。
保育士資格を持ちながらも就業していない人。
なお、保育士としての勤務経験がある人、ない人どちらも該当。
厚生労働省の調査によると
有効回答数 800 件に対し、現在保育園に勤務していない人(潜在保育士)は 225 名。うち 99.0%が女性で、潜在保育士の 75%は『配偶者有り』69%が『子ども有り』 潜在保育士の7割が子育てをしていることが分かります。もしくは子育てがひと段落した人たちであることが分かります。
・給与面
・人間関係
・体力
・結婚や出産
・保護者対応
・親の介護 ・残業
(個人の状況)
20代 自身の健康・体力・能力
30代 家事との両立、自身の健康・体力・能力
40代 家事との両立、自身の健康・体力・能力
50代 自身の健康・体力・能力、家庭との両立が難しい その他 近い将来結婚、出産などを控えている、最新の知識・技能
(職場環境)
全体では勤務時間、人間関係、雇用条件。
20代 賃金、勤務時間、人間関係、勤務時間
30代 勤務時間、賃金、雇用条件
40代 勤務時間、人間関係、雇用条件
50代 勤務時間、人間関係
その他 職場の年齢層、保育以外の業務負荷、教育・研修体制、責任の重さ・事故への不安など
参照: 潜在保育士ガイドブック
『給料』
保育士の仕事は保育だけではなく事務作業まで幅広くあります。なお、責任も重く、仕事量も多いと思うかたも多いと思います。大切な命を預かる仕事である保育士。他の仕事に比べたとき勤続年数を重ねても賃金が大幅には変わらないという理由で、他の職種でのパートやアルバイトに移った人も多いのが現状です。
20代 月給18万~19万
30代 月給20万~21万
40代 月給23万 50代 月給24万~27万
参照: 保育士等に関する関係資料
【改善策】
政府は政策として待機児童ゼロの実現や保育士の処遇改善を打ち出し、2017年4月から全ての保育士給与を2%(月額約6,000円)引き上げるとしました。
7年以上経験のある保育士は、条件を満たすと専任リーダーまたは副主任保育士の役職を得られ、月額4万円の処遇改善がされます。
参照:保育士のキャリアアップの仕組みの構築と 処遇改善について
次回につづく…