幼い頃に出会う大人の中で、両親や家族以外に身近で尊敬できる人物として、幼稚園や保育園の先生が挙げられるのではないでしょうか。中には強い憧れを抱いて、将来は自分もこうした仕事に就きたいと考えた方もいることでしょう。そこで今回のアンケートでは、子供の時分に幼稚園教諭や保育士になりたいと夢見たことがあるかどうかについて意見を集めました。
集計の末、幼稚園教諭や保育士を夢見たことはないと答える意見がより多く寄せられる結果となりました。
・小学校教諭に憧れたことはあります。でも、自分の度量では無理だと思いました。ましてや幼稚園教諭と保育士は不可能です。(40代/女性/自由業・フリーランス)
・子供は可愛いいけど大変だとよく聞くからなりたいとは思ったことはない。(20代/女性/専業主婦)
・子どもの頃は、看護師になりたかったです。当時、少しませていたので「子どもの面倒をみるのは大変そうだな」と冷静な目で見ていました。(30代/女性/専業主婦)
幼稚園教諭や保育士という仕事に難しさを感じ、夢見たことはないと答えた方が多いようですね。他人の子供を預かる大変さや責任感の重さを冷静に受け止めたうえでの判断なのでしょう。こうした意見を持つ方々の心理の裏には、自分には務まりそうもない仕事を頑張っている幼稚園や保育園の先生方に対する尊敬の念があるのではないでしょうか。
アンケートの結果、幼稚園教諭や保育士を夢見たことがあるという意見もたくさん見られました。
・自分が幼稚園生だった頃は、いろんなことを教えてくれる幼稚園の先生に憧れていました。(20代/女性/無職)
・先生との思い出が良いものが多かったので、自分もたくさんの子供たちと一緒にそのような時間を過ごしたいと思ったから。(30代/女性/自由業・フリーランス)
・自分が幼稚園に通っている時、良い先生に出会い、私もこんな風になりたい、と思った。(30代/女性/専業主婦)
子供の頃に幼稚園や保育園の先生方に強い憧れを抱き、将来の仕事にしたいと思ったという意見が見受けられます。多くの方が幼稚園や保育園に通ううちに、先生方からポジティブな影響を受けたであろうことがうかがえますね。やはり幼い子供にとって先生とは尊敬できる存在であるようです。また身の回りの世話をしてくれる先生に対し、母親に近いものを感じるのでしょう。
子供の時分に幼稚園教諭や保育士を夢見たことはないという意見がより多く集まる結果となりました。しかし票数にほとんど差がなかったことから、幼稚園や保育園の先生に対してみなさんが強い憧れを抱いているということが読み取れます。また幼い頃の感情を憶えておらず、大人になってからの判断で夢見たことはないと回答した方がいるような印象を受けました。責任は重いながらも子供の人生に大きな影響を与えられる幼稚園教諭や保育士という仕事は大いに尊敬に値し、価値ある存在だと言えるのではないでしょうか。