仕事の中には幼稚園や保育園の先生があり、受け持った子どもと過ごす時間は大変貴重なものがあります。また、幼稚園や保育園に通った日々は、子どもたちや保護者にとってもかけがえのない思い出になるのではないでしょうか。そのため、卒園後も何らかの形で交流する人もいるかもしれませんね。そこで、幼稚園や保育園の先生とのお付き合いを続けているかどうかについて、20代以上の男女100人にお話を聞いてみました。
アンケートの結果、付き合いを継続していない人のほうが多く、全体の約7割になることがわかりました。
・小学生の頃は幼稚園の先生と年賀状のやり取りをしたことがあったけど今は全くです。(20代/女性/学生)
・小学校のときは保育園を訪ねて行ったこともありました。(夕涼み会など)(20代/女性/パートアルバイト)
・幼稚園・保育士の先生との付き合いは、今となっては全然ないです。(50代/男性/会社員)
・特に付き合いはありません。街で会うと挨拶ぐらいはします。。。(40代/女性/自由業・フリーランス)
・先生方はとてもお忙しいので、個々人とのやり取りは申し訳なく思います。(40代/女性/自由業・フリーランス)
こちらの回答者の中には、年賀状のやり取りや保育園の行事に参加していたなど、卒園後しばらくは、何らかの交流があった人も少なくないようですね。現在の付き合いは全くない人もいますが、卒園当初は恩師との交流があったのかもしれません。偶然、街中で会うと挨拶するとの回答理由にもうなずけます。先生に遠慮して連絡を控えている人もいるように、相手を気遣って距離を置くことも必要かもしれませんね。これらの回答理由から、積極的な付き合いをしていなくても、幼稚園や保育園時代の先生は自分にとって特別な存在だとうかがえました。また、ご無沙汰していても、先生のことを想い続ける人が多いのではないでしょうか。
その一方、付き合いを継続している人の意見も気になるところです。
・会ったりすることはありませんが、年賀状のやりとりは今も続いています。(40代/男性/無職)
・長男、長女、次女とも担当になって先生と年に一度だけ年賀状で近況報告をさせています。(50代/男性/自由業・フリーランス)
・幼稚園の先生との付き合いは継続しています、幼稚園が小学校の隣なので、下の子も入るだろうし(30代/男性/会社員)
・好きなお花屋さんで今は働いているし、この間は飲みにもいきました!(20代/女性/専業主婦)
こちらの回答者からも、年賀状に関する意見が寄せられました。自分自身がお世話になった先生だけでなく、子どもがお世話になった先生も含まれているようですね。下の子どもが入園予定の人は、上の子の卒園後も先生との交流を続けたほうがよいかもしれません。また、お世話になった先生が転職することで、より親密な関係に発展する場合もあることがうかがえました。幼稚園や保育園勤務を続ける人や家庭に入る人など、先生のほうもいろいろな生き方がありますが、自分が成人すると大人同士の付き合いができることも大きなメリットかもしれませんね。
アンケートの結果、卒園後は幼稚園や保育園の先生と交流していない人が多いことがわかりました。ただし、小学校低学年くらいまでは年賀状のやり取りなどをしていた人もいるようですね。年賀状に関する意見は、先生との付き合いを続けている人からも挙げられていますが、現在も継続している点が大きな特徴ではないでしょうか。先生の現状に配慮して疎遠になった人、親密な付き合いをしている人など、かつての恩師との接し方は人それぞれだと言えるようです。なお、保育園では0歳児からを対象にしています。また、保育園以外での働き方もありますので、子ども相手の仕事を目指すみなさんは、保育士資格取得を選択肢に入れてはいかがでしょうか。